re（正規表現）ライブラリ
re（正規表現）ライブラリはPythonの標準ライブラリの一部であり、テキストのパターンマッチングや検索、置換など、様々な文字列操作に使用されます。以下に、reライブラリの主な機能とそれに対するサンプルコードをいくつか示します。
パターンマッチング: re.match(pattern, string):
文字列の先頭からパターンとのマッチングを試みます。
import re
pattern = r"hello" # パターンを指定してください
# 標準入力から文字列を受け取る
string = input("文字列を入力してください: ")
result = re.match(pattern, string)
if result:
print("マッチが見つかりました！")
else:
print("マッチが見つかりませんでした。")
patternの部分に適切な正規表現パターンを指定してください。このコードでは、input()関数を使って標準入力から文字列を取得します。プログラムを実行すると、入力した文字列が指定したパターンにマッチするかどうかが表示されます。
パターンマッチング: re.search(pattern, string):
文字列内でパターンとの最初のマッチングを探します。
import re
pattern = r"world" # パターンを指定してください
# 標準入力から文字列を受け取る
string = input("文字列を入力してください: ")
result = re.search(pattern, string)
if result:
print("マッチが見つかりました！")
else:
print("マッチが見つかりませんでした。")
パターンマッチング: re.findall(pattern, string):
文字列内のすべてのマッチングを見つけてリストとして返します。
import re
pattern = r"\d+" # 数字の連続を探すパターン
string = "I have 10 apples and 20 oranges."
result = re.findall(pattern, string)
print(result)
パターンの置換 re.sub(pattern, replacement, string):
パターンにマッチする部分を置換文字列で置き換えます。
import re
pattern = r"apple"
replacement = "banana"
string = "I have an apple."
result = re.sub(pattern, replacement, string)
print(result) # "I have an banana."
パターンの分割 re.split(pattern, string):
パターンに基づいて文字列を分割し、リストとして返します。
import re
pattern = r"\s+" # 空白文字で分割するパターン
string = "Hello World"
result = re.split(pattern, string)
print(result) # ['Hello', 'World']
グループの利用:
パターン内でグループを作成し、マッチングの一部を取得できます。
import re
pattern = r"(\d+)-(\d+)-(\d+)" # 日付のパターン (YYYY-MM-DD)
string = "Today is 2023-06-24."
result = re.search(pattern, string)
if result:
year = result.group(1)
month = result.group(2)
day = result.group(3)
print(f"Year: {year}, Month: {month}, Day: {day}")
