ChatGPTに社内サーバのUPS(バックアップ電源)を考えてもらった

ChatGPTに社内サーバのUPS(バックアップ電源)を考えてもらいました。一人情シスとかで、社内ないし部署内で管理しているオンプレサーバ群のバックアップのため、UPSを選定しないといけないけど、最近のサーバは大容量な電源も多く、かと言ってオーバースペックなUPSは予算的に厳しいという感じで、という想定です。

なお、ChatGPTでもBing-AI_Chatでも似たような回答でした。

 

ChatGPTへの指示文:

電源1000WのPCサーバを4台運用しています。これらを停電から守るためにUPSを設置したいのですが、設置するUPSの性能はどの程度が適格でしょうか。性能仕様案を提示してください。

 

回答:

おそらく、1台あたりのPCサーバーの電力消費量が500W程度であると仮定すると、4台の合計消費電力は2000Wになります。しかし、UPSの選択は、PCサーバーの消費電力だけでなく、UPSの保持時間やUPSの負荷容量など、多くの要素に基づいて行う必要があります。

一般的に、UPSの性能はVA(ボルト・アンペア)またはW(ワット)で表されます。VAは電圧と電流の積、WはVAに電力因数を乗じた値として表されます。UPSの容量は、使用する機器の合計消費電力よりも大きくなければならず、UPSの使用時間を考慮してもよいです。

この場合、少なくともUPSの出力容量は2000W以上である必要があります。また、UPSのバッテリーの保持時間は、停電が発生した場合に必要な時間に合わせて選択する必要があります。一般的には、30分から1時間程度の保持時間が必要ですが、具体的な時間は、電源復旧までの見積もり時間や、システムを正常にシャットダウンするために必要な時間に基づいて決定する必要があります。

以上を踏まえた上で、以下のような性能仕様案を提供いたします。

  • UPSの出力容量:2000W以上
  • UPSのバッテリーの保持時間:30分から1時間程度
  • UPSの負荷容量:4台のPCサーバーを全て接続可能な容量
  • UPSの入力電圧:100Vから240V程度
  • UPSの出力電圧:100Vから240V程度

ただし、UPSの選択は、使用状況に応じて異なる場合があります。UPSの選択にあたっては、製品の仕様書を確認し、必要な電力や保持時間、信頼性などの要件を満たすものを選択するようにしてください。

 

追加の指示文:

上記の仕様を満たしたAPS社製の製品を提示してください。

 

回答:

以下は、APC社製のUPSの中から、おおよそ上記の仕様に合致する可能性が高いものをいくつか紹介いたします。ただし、実際には必要な容量や保持時間などに合わせて選択する必要があります。

  1. APC Smart-UPS SMT2200I
    出力容量:1980W / 2200VA
    保持時間(半負荷時):19.8分
    負荷容量:4台のPCサーバーを接続可能
    入力電圧:160V - 285V
    出力電圧:230V
    その他の特徴:LCDディスプレイ、バッテリー交換可能、電源管理ソフト付属
  2. APC Back-UPS Pro BX2000M-JP
    出力容量:1200W / 2000VA
    保持時間(半負荷時):23.5分
    負荷容量:4台のPCサーバーを接続可能
    入力電圧:100V - 140V
    出力電圧:100V
    その他の特徴:LCDディスプレイ、バッテリー交換可能、電源管理ソフト付属
  3. APC Smart-UPS SMT3000I
    出力容量:2700W / 3000VA
    保持時間(半負荷時):16.3分
    負荷容量:4台のPCサーバーを接続可能
    入力電圧:160V - 285V
    出力電圧:230V

その他の特徴:LCDディスプレイ、バッテリー交換可能、電源管理ソフト付属
これらの製品は、APC社の代表的な製品であり、信頼性や機能性が高いことが知られています。ただし、UPSの選択は、使用状況に応じて異なる場合がありますので、より詳しい情報が必要な場合は、APC社のウェブサイトやカスタマーサポートにお問い合わせください。

 

結果:

出入りの業者さんに問い合わせたかのような回答が得られました。あとは各製品の相場価格をつけて、回答文書をパワポに貼り付ければ簡単な稟議資料になりそうです。

頻繁にIT機材の調達をしている人は別として、普段は別の仕事をしている一人情シスなどは、いちいち調べるのにも時間がかかりますから、これは本当に仕事が楽になりますね。